今まで、数多くのAlfa-Romeoのマフラーを製作してきたが、
156GTAは初めての製作となる。
基本的には147と一緒だが、フロアが違う分取り回しも若干変わってくるのだが、
ワンオフ製作は、基本的にはその都度違うものが出来るので、
苦労はあまり感じられないだろう・・。
今回は、触媒は純正のまま残し、
その後からの製作となる。
純正マフラーは、かなり劣化が進んでいたので、
再使用することは考えず、ノーマルのフランジを使用して、
その後を、ステンレス304を切り出して製作してゆく。
純正の65φに従順するように同じ太さで製作を進める・・、
通常サイレンサーがある位置はスペースが少なく、
レイアウト的に厳しいので、その後2曲がり後の立ち上げ部分に、
サイレンサーをレイアウトする。
ここまでは、排圧もかけず、内径の均一化にこだわり、
ここでフランジを溶接する・・。
そして、一度この時点でエンジンをかけてみる、
う~ん、中々パンチが効いている!!
オーナーさんに確認してみると、それくらいパンチが効いている方がいい!
っと、なかなかFankyなお返事を頂いたので、
リアには、サイレンサーの取付せずに製作することとなった。
だが、車検には通るように作るのが、Bosco人のポリシーなので、
ちょこっと細工をできるようなレイアウトを描きつつ、仕上げる。
さぁ・ここからリアピースの製作だ。
ここからは、音量や音質を考えながら、拘りを詰め込んでゆく。
フランジ後から、二股に分けて、製作を進める。
排圧がかからないように、60φで分けてレイアウトしてゆくのだが、
そのままだと面白くないのと、サウンドが単調になるという構想に沿わないため、
ここからは少し遊んでみる・・。
内側はそのまままっすぐテールまでレイアウトし、
外側は、少し絞って右往左往してテールにつないでゆく。
こうすることで、左右で出す音色に変化を出すのと、
吹き抜ける速度と長さを調節することで、
エキゾーストノートがまるで管楽器が奏でる、
心わくハーモニーを味わえるような、
そんなイメージで溶接していくと、
不思議と思い描いているようなものに仕上がっていく・・。
いい感じにできましたよ!
いかが・・?
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