GarageBoscoでは、この3月から、
新型のオートリキシャの販売に変更してゆく・・、
よって、今後はインド製のオートリキシャを扱うことがない・・。
そして、BoscoFactryには、そのインディアナ・TUKTUKの、
最後の一台が、復活のためのメンテナンスを受けている最中なのだ・・。
しかも、インドでも珍しくなった、2サイクル仕様だ・・。
こいつを、蘇らすべく、メンテナンスに取り掛かる・・・。
まずは、ぶちっとちょん切れたアクセルワイヤーの取り付けだ、
古いワイヤーの端に、新しいワイヤーを、タイラップでくくって、
引き抜いて、入れ替える、
エンジンをかけるためのキックレバーのリンクが折れてしまったものを、
交換する・・、
元々はこんなにシルバーだったのか??
↓ ↓
少しびっくりしたが、カチコミながら、
キックレバーに組み込んでゆく・・・。
そしてキャブレターのリセッティング・・、
プラグをNGK製に交換して、混合ガソリンを新たに補給・・、
ニードルも、基本位置に合わせて、これでエンジンがかかるか?
いや待てよ、何かがおかしいぞ、
クランクが回らないぞ・・・?
駆動系のトラブルのようなので、
とりあえずクラッチをばらしてみる・・。
中央部分の、
クラッチカバーを押すプレートがなく、
スコスコ状態だ・・。
室内にあった、プレートを取り付けたが、やはりまだおかっしいぞ・・。
っということで、クラッチを取り外す・・・、
すると、どうだろう・・、
クラッチ本体がクランクにはまり込む部位の、
半月シールがひっくり返ってるではないか・・!!
これでは、クラッチユニット奥まで入らないため、
駆動が伝わらないどころか、
ひっくり返ったシールが、ドリブンギヤにあたってしまって、
ロックしていたようだ・・。
これを正規の位置に戻して組み付けるのだが、
改めて、このクラッチを見てみよう・・・。
こいつが、ケースに取り付けられた、
クラッチレバーと、真鍮製プッシュロッド・・。
ちっさなぽっちが、4人を乗せたオートリキシャのクラッチを、
ミートさせてゆくのである・・・。
まぁ・・、何はともあれこれでエンジンがかかるかなと・・!!
パン・・・・、パン・・、パン!パン!パパン・・・、
パパパーン!っといい感じにかかりましたが、
ここからが、GarageBoscoの真骨頂・・。
キャブレターの調整で、みるみる調子が良くなってゆく・・。
そして、若干鳴っていて、入りにくかったミッション・・、
各部位のロッド調整で、またまた見る見るうちに、
ミッションがコクコク入り、
異音がなくなった・・・!
お次は、ブレーキ周り・・、
なぜかなかったドラムブレーキを取り付けて、
エア抜きを施工・・、
ホイルも新しいものに変更して、
ブレーキもカチッとなりました・・。
再度エンジンをかけてみると、
いい感じです・・、
最初はチョークを引いていて濃い状態なのだが、
徐々に、エンジンが吹けなくなってゆく・・。
燃料が足りていないのだ・・・。
だが、ここで燃料を濃いくしてしまうと、
かぶり地獄に落ちてしまう・・、
ここで、初めて、純正のエアクリーナーを取り付ける!!
こいつは、湿式のメタル製の密閉器エアクリーナーだ・・、
どこから、エアを吸っているのだろうか・・?
っと、思うくらいの、密閉度合なのだが、
こいつでちょうどよくなるようにキャブレターをセッティングしてやると、
恐ろしく、調子が良くなるのだ・・。
そのようなことも、
このインド産オートリキシャならではの、
できの悪い子ほど、かわいい・・・、っというやつだろうか・・・。
とにかく、Bosco最後の、2サイクルオートリキシャ・・、
大事にしてゆこうでは、あ~りませんか・・!!
ナンバーもつけて、デモカーにします!!
乗りたい人!! よっといで~!!!!!
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