常連客のプジョーさん・・。
今回は、ステーションワゴンの、ファミリーフレンチの206さんです・・。
お近くの、オーナー様・・・、
身近なBoscoを選んで、持ち込んでいただきました・・。
走行距離も割と少ないこの206・・、
程度は良さそうだが、どうだろうか・・・？
とりあえずばらして見始めてみると・・、
やはり、程度は良い・・。
オイルメンテナンスも良さそうで、
オイル漏れなども目立つものはなく、
差し支えているものは見当たらない・・・、
若干年数を重ねたEuroは、それ逆に仇となることもある・・。
エンジンや、ATや全ての摺動部位の当りが付いておらず、
何かぎくしゃくしてくるのだ・・。
今回はオーソドックスなプランにつき、
まずは、タイミングベルトの交換だ・・、
この手のプジョーは、パーツが比較的に安く、
アルファロメオより、コストは抑えることができるが、
実際の現車を、見なければ、どれ位の費用が価格かはわからないのだ・・。
今回のクライアントの206君は、程度はいいが、
当りがあまりついていない感が否めない・・。
だが、タイミングベルトは比較的きれいだ・・・。
さて、お次はウォーターポンプだが・・、
あれ・・・・？
こいつ・・、
ウォーターポンプを外そうとしたが、
びくともしない・・・、
カッチカチに固着してしまっているのだ・・・。
こいつはオイル漏れもなく、
年式の割に本当にきれいなのだが・・、
ウォーターポンプが、とんでもないことになっている・・。
さび錆で、取り外すのに１日かかってしまったのだ・・・。
そして取り外したのがこれだ・・・。
↓ ↓
ガタなどはないが、とにかくカッチカチなのだ・・・。
もう、本来の形は無い位粉々になってしまったが・・、
とにかく取り替えることができた・・。
そしてちなみに・・、
WPを最終的に取り外すために使用したSSTはこれ↑ ↑
スライディングハンマーを加工して、FITさせた、
ワンオフSSTだ・・！
これくらいのウェイトの大きさがないと外れてこなかったのである・・。
何はともあれ、組み上げることができましたよ！
吹けもいい感じで、RCのようなシビアなレスポンスがないこのエンジンだが、
拘れば、それなりに調子は変わってくる・・、
が、やはりこのモデルは、ATのメンテナンスが肝となるだろう・・。
次回は、ASHのATFへの交換を予定している・・。
もっと、充実したフレンチカーライフあなたに・・・。
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