プジョー206SW、ATF交換!

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何とも、癖のあるプジョーのAT!!

今のモデルでも、そのグリングリンした感覚は否めない・・・。

クライアントは、15年の206!1600ccの走行47000kmのSWだ・・!

変速時のショックと、一速の変速時の違和感が、どうも気になって、

ATFを交換することにした・・・。

こいつは、ATのレベルゲージは存在しない。

今どきの、交換方法で施工をする。

まずは、ダブルドレインからオイルを抜く。

 

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ダブルというのは、大きめのドレインが、筒状になっており、

それが、レベルゲージの役割をする・・。

こいつは外しても3.5Lほどしか抜けないが、

そんなものなので、気にせず作業を進める、

ドレインを外す前に、挿入口側のドレインを外しておいてもらいたい。

シフトリンク横のドレインプラグが必要な円形のドレインだ。

 

シフト位置をNの位置にずらすと工具が入りやすい。

 

↓    ↓

 

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エアクりーナーのダクト部は外しておこう・・。

こいつを先外しておいた方が、綺麗に抜けるであろう・・。

そして、ドレインを外してATFを抜いてゆくが、

おっとう・・、

真っ黒です・・。

これは、交換のし甲斐がありますね・・!

じっくりと、時間をかけて抜いてあげて、

PKを新品にして取り付ける・・。

 

ダブルドレインの、小さな方を外したままで、

ASHのATFを、注入してゆく・・。

3L近く入ると、そのドレインから、ATFがでくくるので、

すかさずエンジンをかけてやる・・。

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そして、ATの温度が45度から50度あたりだろうと思う所で、

そのまま、ATFを足してゆく・・。

各レンジにシフトを入れて、

ユニット内のエアを抜いてゆく・・。

何回かそれを繰り返して、

また、ドレインから、ATFがでくくればOKだ!

ドレインを閉めて、完了となる。

 

早速走ってみた・・。

 

変速や、全体的な動きは非常にスムーズになった・・。

 

がやはり、1速から2速への動きは、まだ若干の違和感が残る、

普通に乗っていれば気にはならないレベルだが、

その妥協点がプジョーの場合は難しいのかもしれない・・。

やはり、がっつり踏むのはMTがいいということか・・。

 

その点、フィアットのディアロジックは、想像以上にスムーズで良い・・。

ガンガン踏んでも、違和感がない!

セレが石杖となって、デメリットノウハウを積み上げることが出来た事がよかったのかもしれない・・。

 

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