とんでもない参事をぎりぎり免れることが出来たS80君だが・・、
そのずれてしまったバルブタイミング・・、
はたしてどのように合わせるのだろう・・?
まずは、じっくりとみてみる・・。
カム側はすぐに見つけることが出来る。
アッパーのカバーを取り付けると、
ほぼ真上の当りに、切り欠きがあり、そこに合わせろっとばかりにマーキングしてある!
そして、クランクの方は・・。
プーリーに、明らかにこれですよ!!
っというでっぱりがある・・。
だが、そこは圧縮上死点ではない・・。
っということで、ディーラーに聞いてみた・・!
すると・・、そのクランクのマーキングは関係ないとのこと・・、
非常にわかりにくいマーキングで、色々とパターンがあるという・・。
本当に見えにくいマークで、中々見つけにくいという返答だった・・。
リアルスコープまでも持ち出して、穴が開くほど探したのだが見つからない!!
違うディーラーさんにも7効いてみたが、
これまた、違う返答が帰ってきた・・。
どうしようもないので、エンジンがかかっていた位置でクランクを
確認してみると、ほぼ下死点です・・。
その位置で合わせて、クランクを回してみると、
途中で、バルブが当たってしまう・・。
圧縮上死点でも同様だ・・。
いよいよわからなくなってきたが、
こいつは、ピストンにリセスが彫ってあるらしく、
カム側を位置決めした状態だと、
クランクをガンガン回すことが出来るのだ!!
タイミングベルトを取り外して、
下から、ライトを当てながらクランクを回してみた。
・・・・・、いた・・・!
上からでは絶対見えないところに切り欠きが・・・!
そしてその切り欠きをたどると・・。
あれ?一番最初にこれ?っと思った、クランクプーリーの出っ張りではないか!!
初めからわかっていたら一撃だったのだが・・・・・。
これは、いっぱい食わされましたね!!
だが、この位置は、上死点でも下死点でもない、
ものすごく、中途半端な位置なのである・・。
概念だけに頼ると、よからぬことになるということを勉強させて頂きました!!
日々勉強ですね・・・・!!