こいつは、たまらないぜ！！
フェラーリほど人気があるわけでもなく、
ポルシェほど、拘りの強いオーナーがいるわけでもない、
ブリティッシュスポーツ・・、
それが、TVRだ・・。
何が面白いのだろう・・？
その答えは、こいつに乗ると一瞬で理解することができる・・。
ABSもついていない・・。
もちろんトラクションコントロールのだもだ！
生粋の350PSのFRなのである！！
だが、タモーラは、他のTVRと少し違う・・。
何だろう・・？
・・、見たままである・・、オープンカーにつき、
その車体の重心が、かなり低い位置にあるのだ！！
だが、その微妙なバランスが、こいつを危険で難しいFR車！ から、
デリケートなブリティッシュ、FRダンサーと変貌させてくれるのである！！
そんなタモーラ君も、新しい活動の場を、見つけたようだ・・！
っということで、早速BoscoFactryにて、
メンテナンスを開始だ！！・・。
この年式でまだ13000ｋｍほどしか走っていない・・、
それも色々と面倒なことが多いが、
手を加えて行く度に、いい感じに上がってゆく感じが程よいのであった・・・。
オイル漏れ一つない、下回り・・。
１３年前の車とは思えない状態を維持しているではないか！
ドライサンプにつき、その重心はぎりぎりまで下に下げられ、
アンダーカバーはそのエンジンを明らかにほどするために、
ステンレス製の物を採用している・・。
今回は、エンジンオイルを、セレニアレーシングの10W-60,
ミッションオイルをMotul FFLSDをチョイスした・・。
１時間ほどかけてエンジンオイルを交換すると・・・、
今までしていた、フリクション音が消え、
非常にスムーズなエンジンとなった・・。
ミッションも同じく、コクコクと、今までのしっかりとしたシフトフィーリングに加えて、
とても柔らかくなり、非常に乗りやすくなった・・。
ベルトやフィルター関係も今回は交換した。
ベルトは傷んでいなかったが、年月が経っているようだったので、
ゴムの材質が、いわゆる”風邪を引いた状態”になっているといけないということで、
交換したが、フロントフードを外さずに交換するのは、骨が折れる作業であった・・。
マフラーハンガーもかなり経たっていて、
マフラーが胃下垂状態で、ディフェーサーに乗っかってしまっている状態だったので、
引き締めるべく、新品に交換してやる・・。
うん・・、いい感じに仕上がってまいりましたよ！！
ヘビーな修理が無いように、最後におまじないをかけて、
作業を終了するのであった・・。
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