Bosco’sKitchenCarリキシャ2021年モデル完成です!!

Bosco’sキッチンカーリキシャは、

これまでも数台製作してまいりましたが、

今回のキッチンカーは、さらに拘った仕様のモデルとなりました。

今までの、カウンターテーブルに加えて、

ポップアップ式の跳ね上げ扉を取り付けて、

左側にはキーロック付きのスチール製扉を取り付けました!

東京都内での保健所のレギュレーションに対応できる仕様となっております。

 

 

 

今回はメーカーとのヒヤリングもかなり多大なものとなっていて、何度と作り直しを

指示したにもかかわらず、快くこちらの要望に応えてくれたメーカーに、

ただひたすらに感謝の意を送りたいと思います。

それでは、新型Bosco’sキッチンカーリキシャをご案内していきましょう・・。

まずは今回の一番の試みである、ダンパー式跳ね上げパネル。

メーカーでも初めての製作につき、いろいろなダンパーを試してくれていて、

最初のものはスズキのアルトのリアゲート用を採用してみたが、

張力が強すぎて危ないということで、却下・・

なんだかんだと言いながら頃合いのいいものが見つかり、

組み込んでくれました。

 

東京の保健所のレギュレーションでは天井は鉄板張りでないといけないということでしたので、

日本に到着してから、鉄板を張り付けます!

天井のRに合わせて湾曲させながらの固定は、けっこう大変で、

一日がかりで張り付け作業にかかります。

そして、到着したときに、すでに幌がわやになってしまっていて、

せっかくなので日本で綺麗に作りなおして、雨の日も安心仕様に仕上げます。

幌を再施工してもらっている間に、

キッチンスペースの製作に取り掛かる。

まずは発注していたレイアウトと違っていたため、

作業テーブルをモデファイし直す。

Boscoでは、ユーザーのすべてのニーズにお応えするべく、

現地のリキシャメーカーの職人と、綿密なヒヤリングをくりかえりながら製作していく。

今回のキッチンカーは、ビールの屋台のため、

ビールサーバーが、作業台の下に入るように、

75㎝の高さを確保するように製作している。

通常よりだいぶ高いため、Max2mギリギリに寸法を取って造ってもらった。

その結果、中で立てるほど広い空間となった。

まずは、現地で設置されたテーブルをリサイズして、

サイドにも棚を延長製作して、L字型のテーブルの骨格をカット&溶接を繰り返し、

新たに鉄骨を使用して製作していく・・。

そして、サイドテーブルの下にビールサーバーを置けるように、

底を意識しながらモデファイを進めていく。

骨組みが完成すると、いったん取り外してペイントしてやる。

その後、天板の設置へと作り込んでいく。

今回のみそは、サイドテーブルの天板を開閉式にして、

サーバーの交換を容易にできるようにすること・・

完成をイメージしながら、天板をカットしていく。

作業台の天板にはステンレスの薄板を貼り付けて、

隙間と角にコーキングを入れて防水仕様に仕上げていくのだが、

このステンレス張りが結構大変なのである・・。

だが、この拘りで最終的な仕上がりが変わってくるので、

手を抜くわけにはいかないのだ。

よし、いい感じに出来上がりそうだ・・

使う人のことをイメージしながら、

そう自分が、このキッチンカーリキシャで営業するイメージを想像しながら、

取り扱いしやすいように、改良を加えていく。

キッチンスペースに組み込んでいく・・

おお・・・いい感じに出来上がりましたよ!

高さも、下のスペースもバッチリ!

開閉天板は、マグネットラッチでかっちり感を演出して、

より使いやすく仕上げました!!

そして、いよいよ納車です・・。