フェラーリF355!ワンオフマフラー施工風景!!

メインエキゾーストライン製作の続きだが、

メインラインは、エンジンをかけた時から一発目に通るライン。

オーナー様の駐車場は、マンションの地下駐車場ということなので、

このラインには、190H120パイのサイレンサーをインストールする。

朝一の車庫出しや、帰宅時の入庫時のことを考えての配慮である。

 

この355は、切り替えバルブをバキュームで制御しているが、

常時クローズでエンジンがかかって、作動回転域で、開くのがこの355の構造だが、

常時オープンの物もある・・、

マセラティがそうだ・・・、

グランツーリスモなどもそうで、

朝一エンジンをかけた一発目は、パアンっとかん高いエキゾーストが一瞬轟いて、

エンジンの負圧が生まれた瞬間、バルブが閉じて静かになる、っという仕組みだ・・・。

 

一瞬どきっとしてしまうが、ハラハラとした、マセのやんちゃぶりが好きという人も多いという・・・。

 

 

そして、今回一番拘ったのは、

R部分の、タット角度の5度・・・。

この5度で製作すると、手間は倍かかるのだが、

綺麗なRで造形することが出来るのである・・・!!

大事な、曲りは5度で製作する、

そこは妥協はなく、ひずむリスクを背負いながら、時間にも追い立てられ製作していったのである。

 

そして出来たメインラインエキゾーストがこれだ!!

 

↓   ↓

 

全てを溶接してしまうと全体的にひずんでしまうので、

対格につじつまを合わせながら火を入れてゆく・・。

拘るべきところは拘って、極力短縮して合理的に作業を行うが、

やはり、時間はかかってしまうのである・・、

いやもっと、時間をかけた方が、良いものが出来るのだが、

いかんせん、時間が限られているので、

ほとんどの時間をこのマフラーに費やして、

製作していったのである・・・。

 

 

さぁ、次は高回転ラインだ・・・!!

 

 

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